手作りアクセサリーは、ちょっとずつうまくなるから楽しいんです。 だから長く楽しめるんです。
プレゼントであれば、上手になるにつれて相手への想いが込もっていくでしょう。
自作アクセサリーを身につける。
自慢できますし、好きな人へのプレゼントであれば、きっと喜んでくれるでしょう。
世界唯一、しかも想いが込もっているのだから。
まずは彫金がどんな物か知っていただく為に、体験コースをご用意致しました。
とてもリーズナブルに彫金を楽しんでいただけます。
自分に合うと思って頂けたら、次回は中級コースへ進んで頂いたり、二人でアクセサリーを作ることもできます。
パートナーに優しく教えてあげてみてはいかがでしょうか?
それでは体験コースの紹介です。
まずはシンプルなシルバーリングを作っていただきます。
初めての方はここから。彫金がどんな物なのか ー。楽しみながら体験してください。
体験と言っても、クリエイターがしっかりと教えるので、初心者の方にも安心して体験していただけます。
オリジナルのリングが作れるので、出来上がった時には皆さん自然に笑顔になっていますよ。
自分が初めて作ったリングを身に着けてお帰りください。
まずはクリエイターと挨拶がてら雑談です。
どうしても最初は顔が緊張していますが、ここでリラックスして緊張をほぐしてください。
ここで注意点や今日の目標とする型の確認、手順の説明を行います。ざっくりと聞いていただいて、また作業中に分からない事があれば、随時聞いてください。
一通りの説明と、場が和んできた所でいよいよ作業開始です。
指のサイズを測り、その長さに合わせて作った銀の伸べ板をカットします。
銀の板の片方をヤスリで平らにしてから、作りたいサイズのワンサイズ短い長さを測って正確にカットします。
最後の模様付けのときにサイズが大きくなります。
焼きなまし(熱を加えて急冷すること)をして銀を曲げやすいように柔らかくします。
芯金棒を使い銀の板を丸めます。両端をぴったりとくっつくまで寄せていきます。
どうしてもぴったりといかない場合は糸ノコを使って合うまで修正します。
つなぎ目にフラックス(酸化防止剤)をぬって、銀ロウを使い銀の伸べ板の両端をロウ付けします。
ちょっと難しいです。
希硫酸に漬けてフラックスを落としてつなぎ目の余分なロウを削り落とします。
ようやくリングと言える型が見えてきました。
つなぎ終えたら、綺麗な輪になるように型を調整します。
芯金棒と木槌できれいな円になるまで叩いて形を整えます。
更に大まかにやすりで削って形を整えます。やすりで中と外の角を落とします。
リングの原型が出来上がったら、次は磨きの作業です。
ひたすらやすりで磨いていきます。ここでの作業が仕上がりのピカピカ度に大きく左右しますので、心をひたすら無にして、ひたすら磨きます。ひたすらひたすら...
やすりにはサイズがあって、目が大きいものから順にひたすら・・・・・
・・・・・・ひたすら・・・・・・
小さいものへと段階を踏んで磨いていきます。
ピッカピカになるまで磨きます。ここで諦めないでくださいね~。
一生懸命磨きつづけると、、、『ピッカピカ』です。
ピカピカになったリングはいかがですか?
よく頑張りました。それだけでも十分なアクセサリーですが、少しだけアレンジしてみましょう。
完成形にもあった様に、ゴツゴツした感じにするために、ハンマーで叩いていきます。
ここで規則正しく叩けば整然とした模様になりますし、気の向くままたたけば、あなたの色が出たリングに。叩く回数によっても雰囲気が変わります。
一度叩いたら元に戻せないので、慎重に叩いていきましょう。
いかがでしたか?
長い文章を読んで「こんなに作業があるのか・・・」と思われた方はいらっしゃいませんか?
文章は長いですが、やってみると時間はすぐに経過しますので、心配しないで遊びにきてください。
お会いできる日を楽しみにしています。
所要時間 | 2~3時間 |
---|---|
料金 | 4,500円(材料費込み) |
持ち物 | 特になし |
NMさん(女性・23歳)
あとに残るものを自分の手で作りたかったんで、彼氏と一緒に来ました。
自分の手の加え方や、力ひとつで、自分だけのものが出来るのは楽しいです。彼氏と記念にお互いの指輪を作りあって、2人とも夢中になっちゃいました。
初心者でも大丈夫!とにかく、1回作ってみることです!
YMさん(女性・41歳)
自分で作ったネックレスをしている知人を見て、自分も機会があればやってみたいと思ってたんです。実際にやってみると、地味な作業の連続で、難しいところもあるんですが、完成した作品の輝きには感動しました!やり遂げた後の爽快感は何ものにも変えがたいものです。
安藤先生は、近所にいるお兄ちゃんみたいで、話しやすいですよ。
皆さん聞いた事もあるかと思いますが、リングの裏側などに、「Silver925」等と書かれているのはご存知ですか?
この数字は、銀の含有率の事で92.5%の銀が含まれているという事になります。
では残りの7.5%は何かと言いますと、銅等の他の金属になります。
銀という素材はとても柔らかく、それだけでアクセサリーにするにはとても不向きな素材です。
その為、他の金属を混ぜて強度を上げているのです。
純銀 | 純度100%の地金は柔らかすぎて耐久性がないのでアクセサリー作りには向きません。 |
---|---|
950 | 純銀に5%の銅を加えた合金。配合は重量比で計算します。彫金・鍛金では950を使うのが一般的です。 |
925 | 純銀に7.5%の銅を加えた合金。スターリングシルバーとも言われます。鋳金のときに使います。硬さがあるのでブローチピンやばねにも使います。 |